facebook twitter instagram Line

レッサーパンダ

シセンレッサーパンダ



食肉目 レッサーパンダ科
形態: 尾と胴が長く、体毛は赤茶色。顔と耳の一部は白い。
生息地:森林・低木地
行動 : 木登りが上手く樹上で生活する。竹の葉、小型哺乳類、昆虫、果実などを食べる。
保全:
レッドリスト: EN


絶滅危惧ⅠB類
ワシントン条約(CITES)附属書 Ⅰ


レッサーパンダの特徴



尾: しま模様があり長い毛でおおわれている
体重: 毛が長いため太って見えるが本当は体重4~7kg
犬歯: 小さい
奥歯: 幅広で竹をすりつぶしやすい
爪: 鋭くて木登りが得意
肉球: 毛でおおわれすべりにくい
手首: 骨が親指のように発達し竹をつかんで食べる
かかと: ヒトと同じように地面につけて歩く
後ろ足だけで立ちあがることもできる

レッサーパンダの種類


●亜種名:シセンレッサーパンダ

学名:Ailurus fulgens styani
体毛:赤茶色
尾の模様:はっきり
大きさ:シセンレッサーパンダは、ネパールレッサーパンダより、やや大きい
飼育頭数(2017年):349頭(世界)、254頭(うち日本)
生息地:中国南西部、ミャンマー北部

●亜種名:ネパールレッサーパンダ

学名:Ailurus fulgens fulgens
体毛:薄茶色
尾の模様:うっすら
大きさ:シセンレッサーパンダは、ネパールレッサーパンダより、やや大きい
飼育頭数(2017年):612頭(世界)、14頭(うち日本)
生息地:ネパール、インド北東部、ブータン、中国の一部

レッサーパンダとGSMP


GSMP : Global Species Management Planの略称

世界各国の動物園や水族館などが協力して、絶滅危惧種の保存や血統管理を行う国際的な取り組みのこと。

レッサーパンダは2012年にGSMPの対象種となりました。
東山動植物園は2020年からこの取り組みに参加しています。

GSMP対象種(2016年現在)
スマトラトラ Panthera tigris sumatrae
レッサーパンダ Ailurus fugens
ズアオキノドガビチョウ Dryonastes courtoisi
アムールトラ Panthera tigris altaica
セスジキノボリカンガルー Dendrolagus goodfellowi
アムールヒョウ Panthera pardus orientalis
アノア Bubalus depressicornis およびBubalus quarlesi
バンテン Bos javanicus
バビルサ Babyrousa sp.


TOP